明治大学校友会は、明治大学を賛助し会員相互の親睦を図ることを目的として、約60万人の校友からなる大きな組織として活動いたしております。そして秋田県支部は、その下部組織として1,700人を超える秋田県在住の卒業生の皆さんで構成されております。
　さて母校明治大学は、2031年の創立150周年に向けた取り組みを進めております。その一環として、数多くの文豪が執筆のために利用したことでも知られている「山の上ホテル」を昨年取得いたしました。それをシンボルとして駿河台キャンパス全体の整備計画を推進するとのことです。将来的には中野キャンパスの機能も駿河台に移転するという壮大な計画です。
　今や、10学部16研究科を擁する有数の総合大学に発展し、受験生からも社会からも高い評価を得ております。特に、令和6年に放送された本学がモデルとなったNHKの朝ドラ「虎に翼」が高視聴率だったこともあり本学に対する注目度もずいぶん高まっております。これからもハード面のみならず教育の面でも多彩な人材を育成する「世界に開かれた大学」としての発展を期待したいものです。
　校友会は、いろいろな職種や立場の方々の集合体です。その多様性を生かし立場を超えて自由闊達な意見交換をするとともに、より気軽に集い楽しめる校友会にしていきたいと思います。
　これからも「明治は一つ」をモットーに「前へ」の精神で進んでまいります。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（令和7年4月17日）